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SETTAN 建築について

神戸市北区フレンチオーベルジュ SETTAN AUBERGE À NORD KOBE

最近建物についての質問を多く受けますので、今回は建築デザインについてお話しさせていただきます。

今回設計デザインは 『rivet design office』森垣 知晃氏に依頼しました。
森垣氏のコンセプトとして敷地に対する建物の配置や方向性を大事にしておられ周囲と建物の調和を図るデザインで阪神間の邸宅などの設計をされておられます。

今回シェフ吉田が共感したのは敷地内にある古くからある樹木を取り入れた景観を創り出すことを主眼に置いたことです。敷地内には西側斜面にシンボリックなヤマモモの巨樹がありエントランスにはエノキの樹がありそれぞれを絵になる景色で取り入れておられる点です。

平屋建てでありながら特徴的な長く伸びた屋根と軒が、緑豊かな中にやや異質なものとして存在しながら協調した自然なデザインが内部は広い空間を外観は優雅な印象を感じさせます。またレストラン内はそれぞれの席から違った景観が『切り取った絵のように』眺められる、窓と窓枠の配置になっておりどのお席からも四季折々のうつろぎを愉しんでいただける設計になっております。

この空間でゆったりと流れる景色の変化を眺めながらシェフ吉田の『地の料理』をお愉しみください。

rivet design office 株式会社
〒659-0022
兵庫県芦屋市打出町2-16 コモディータ芦屋202号
TEL:0797-61-4510
HP:https://rivet-d.jp

2021-08-04 | Posted in BLOG