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SETTAN ハーブ園 その①

神戸市北区フレンチオーベルジュ SETTAN AUBERGE À NORD KOBE
ようやく春らしくなってきた今日この頃。SETTANのハーブ園も何やら賑やかになってまいりました。
この時期は植え替えの季節。ワイルドロケット、セージ、ブロンズフェンネル、スープセロリ、レモンバーム、アルテミシアコーラプラント、ディル、オレガノ、ワイルドストロベリー、ゴールデンレモンタイムなど約20種類のハーブを育てています。

今回はその中でも代表的なハーブ3種をご紹介させて頂きます。
まずは、オレガノ。
ヨーロッパの地中海沿岸を原産とするシソ科の多年草で、別名ハナハッカ。オレガノに含まれる精油には薬効があり、飲用、香辛料、ポプリ、ドライフラワーなどにも利用されています。
SETTANでは主に魚の出汁を取る時に使われ、臭みを消すのに重宝されているハーブです。

次はタイム。
シソ科の植物の総称で約350種を数え、芳香を持つ多年生植物で、丈が低く草本にみえますが茎が木化する木本です。ハーブとしてよく知られる代表種にタチジャコウソウがあり、日本ではこの種を一般にタイムと呼んでいます。
SETTANでは野菜と一緒に煮込んだり、タイムのオイルを作ったりしています。もしハーブを育てたいという方は特にレモンタイムは暑さにも寒さにも強く育てやすいのでおすすめです!

そして最後はワイルドストロベリー。
ヨーロッパ、北アメリカ、北アジアを原産とするバラ科の常緑多年草で、和名はエゾヘビイチゴ。果実は通常のいちごに比べるととても小さく、酸味もほとんどありません。葉っぱは秋に紅葉します。
今はまだ葉っぱだけですが、果実ができるとSETTANではミニャルディーズに乗せてお召し上がり頂きます。

食後のカフェをテラスで飲みながら、お庭の草木に癒される、SETTANならではの時間の過ごし方をお愉しみください。

2022-03-31 | Posted in BLOG